暇人の文学

世の中に見つけた疑問や不満に文句を垂れるブログです。

レッテル貼りと都合のいい事実

さて、今回の衆院選挙では自民党が圧勝してしまった。

小泉政権時代を思い出す、今回も改憲に向けて一目散じゃねえかな

でもやっぱり内容についてはもっときっちり議論してほしい、

いつぞや書いてるあんなクソみたいな改憲案ではだめだ。

もっと新しい、現実主義な若者が増えている日本に合うような

現実主義的な憲法をしっかり考えてほしい。

国防軍とかどうでもいいのよ、国費から雇用が起きるからあったらいいと思っている

でも大事なことじゃない。

そう書くとお前は侵略を許すのかとか話し合いで解決できると思ってんのかとか

そういう批判が来るけど、敢えて言う。大事なことじゃない。

もっと大事なことはほかにある。

 

先の大戦で日本が反省しなければならないことは、侵略とかじゃなくて、

解決の方法が内向的、かつ独善的すぎたことだ。

日本だけの行動や思想で世界を救えると思うことがよくない。

世界に相談をして、お前ら自分のことだけじゃなくて僕らのことも

考えてくださいよ。植民地も気持ちはわかるけどもっと現地大事にしてよと

言うべきじゃないかね

 

北朝鮮が今まさに、誰も助けてくれないやんけ!ってそうなっている

頼みの綱の中国様もロシア様もまるで助けてくれない!となってる

金王国の現状はどうにかしなければならないかもしれないが、そうでなく

お前大概にせんとしばきまわすんぞこら!じゃなくて

お前大概にしとけよ、もうちょい周りに相談をしろよって言わないと。

ただ、それを納得させるには、ボブサップみたいなの数人で取り囲んで

半分キレ気味にまくしたてないとならないのが国際政治で、

てめぇぶん殴られてぇのか!っていう顔をして拳引いときながら握手か、

笑顔で爽やかに握手した後にリンゴ握りつぶしパフォーマンスするか。

どっちかが必要だってことだ。

それをわかってないのが融和論者で、

北朝鮮はおれはサップなんだぞって言わんがためにロケットマンしてるのであって

実はおれたちヒョードルでした、っていうのをわからせないとだめなわけ。

 

なんだけど、戦後世代の孫世代が今日本の偉いさんになってて、

そこを勘違いして、日本が戦争に負けたこと自体がコンプレックスになってる。

日独が今も世界の前線を歩いてることと北朝鮮の現状を思えば、

我々の国力が低いばっかりに負けたわけでなく、

お前世界に勝てると思ってるわけ?笑 ってあの時思われただけなわけよ。

 

あんなもん世界対日独伊(事実上日独)で、イタリアはすぐ負けただけであって

戦争の敗北が示した結果とは独善的内向的解決の否定だという理解に立てば、

世界に向かってモノ申すだけの後ろ盾(腕力でも、経済力でも、何でも)と

困ったときに助け合う国が沢山あればそれでよいのであって

国防軍が後ろ盾の価値と期待と義務の履行の要求度をより高める。

つまり国防軍アイデンティティはその基礎となる国民からの国への自信のために

必要な手段であって、目的じゃないわけ。

20年後国防軍は目的に成り得ますか、ってことを考えて

お話ししないとならないと思うんだよなあ。

 

前置きが長くなったしおれは別に戦争の専門家でもなくて、

言いたいのはこれ。

toyokeizai.net

 

これは若者が政治に参加し始めたと考えるべきじゃなかろうか。

今の40-50代は政治不信から、参画する価値が薄いと考えているけど、

20-30代は高齢者票田を見せつけられた結果、現状打破のために参画が必要と

考えてるんじゃないかな、今はSNSなどで政治関係が受発信しやすいから

そうした結果、前の民主党政権の実務能力の無さの露呈も相まって

消極的に自民党を選んだ結果、サイレントマジョリティー化したと考えたら

記事内インタビューの意見とも結びつくと思うけどな。

そうすると後期高齢者医療とかジジババ向けに行ってた政治がしぼんで、

若者向け政策って急に言い出したことも納得できる。

若者を票田にしないであろう共産党社民党

固定数があって投票率が低いほど強い公明党のぼろ負けもわかる。

 

要は若者の保守化が嘆かれるべき事案じゃなくて、

野党議員のクソさ加減、ひいては国会議員の質の低さが嘆かれるべき事案かと。

日本は思想や主義、政策で政党が選ばれてるんじゃなく

言うて君ら以外できんのやろ、っていう諦めで選ばれている。

それは即ち主張政策が認められて君らが選ばれたんでなく

他の人が選ばれなかっただけっていうことを

安倍首相、与党が殊勝に受け止めねばならないという意味でもある。

 

これを安倍氏がわかっててぼろ勝ちした後のこの態度ならよいが、

ただ驕りが見えたのどうのとかばかげたブンヤの戯言に乗っているのではだめだ。

日本人はもっとまじめに数十年後、子孫の代でも自分の老後とも考えていい、

未来のことを考えて国益に適うことをやらないとだめだ。

島国で狭い町で人付き合いしてたらいいんと違いますよ、っていうのを

国会議員が今一度選挙の後で肝に銘じないとならない。

 

まとめるともう一度言うけど国防軍が認められたんと違うで。

他の奴クソやし、、って選ばれた君らが国防軍言うてるだけなんやで。

勿論国防軍以外の君らの主張全部そうで。わかっとんえ?

 

っていう話。