暇人の文学

世の中に見つけた疑問や不満に文句を垂れるブログです。

子殺しと当たり前と改善の提案

標記のとおり、昨今じゃねえけどあまりにも多くね?

再婚相手の男が自分の連れ子を虐待死させるのを母が止めないってやつ。

もう今やパターン化したやつ。飽きるレベルで毎日くらいニュースあるやつ。

またこれか。ってやつ。

 

子供殺すようなバカがセックスするなバカ、とか

子殺しの罪が軽いからこういう事件が絶えないんだとか

意味のないバカな批判があふれてる中で、

これは一体どういう仕組みで起きているのかと、

これを一体どうすれば件数が減るのかについて考えるのが今回の趣旨。

 

d.hatena.ne.jp

 

ぜんっぜん知らない人で全く断ってもいないし

2008年の記事貼るかー?wとか色々置いといて、これはこれで

面白いから読んだらいいしメモとしておれ用に貼っとく

ラストで、そこまででナンチャラ心理学を使わずとも証明できている内容を

わざわざそれで言い直して

ナンチャラ心理学はこういう問題を扱うに適していると結論付ける

ところだけは、その心理学について無知なのでそうする価値がわからなかった。

 

 

他のやつでちょっとひどい、こなみかんれべるのもあったけど

これがこなみかんブログだ!とかって書いたら早々燃え上がるからやめる。

引用する価値もないし関わらないに限る。

 

短くまとめたいから早速結論とか考察に入っていくけど、

おれが思う、この問題に関連することで、かつ、世の中で当たり前じゃね、とされてることをいっぱい並べていくぜ。

  1. 中出しセックスしまくると、ほぼ子供ができるだろ。
  2. 離婚の際に子供がいたら、引き取るのはオカンだろ。
  3. 働かざるもの食うべからず。
  4. 誰でもできる、すぐ就ける仕事は責任も低いし給料も安い。
  5. 新卒就職後すぐ辞めてる奴とってそれが失敗だと困る。(これは第二新卒って区分が出来始めて改善されかけているけど)
  6. 子供面倒見ないといけない時間は働けないでしょう。子供がある程度の年齢に達するまでは「親として」そっちが優先なんじゃないですかねえ
  7. 子孫を残すのが生物の趣旨で、その仕組みが人間社会の中では結婚制度と関わっているから、まず結婚だろ。その前提に立つ彼氏/彼女がいないあなたは早く探しにいかなくちゃ。もてる人は生き物として良い。結婚したら孫見たいしバンバン中出しセックスをしまくれよ早くな。あ、子供まだなんやー??

若干歪みもあるけどぱっと思いついたこれらだけのことからわかるのは、

子供ができた女は金銭的に不自由に陥り易いってことじゃんね。

そのプロセスとしては、

  1. 子供できる
  2. 一定の資格持ち以外は就業時間・業務内容に大きく制限を受ける

  3. 賃金買い叩かれて、貧乏
  4. 女親が貧乏で、かつ育児の援助がされない・子供が望まれないときに子殺しがおきやすい。(冒頭のブログのやつへいく)

だろ。

昨今の4は再婚した義父にとって連れ子は違う種だからさ、動物的に言うと

これから繁殖だってのにメスも取られちゃうし一番早く殺すべき敵だよね。

女としてもそのときいる子供が居なくなることが

今後の自分の価値を高めることになる。

無論子供に自衛手段や選択の余地はない。

 

 

これまでは子供できたら女は奥に引っ込んでたからね、

性差による役割の違いで表に出てこなかったわけよ。

それが今日、女性の社会進出と言う名で体よく

「女も自分で責任が取れる」社会ができたもんだから、

そこで想定してなかった「離婚後の子供の取り扱い」のしわ寄せは

親権を取りやすいとされる女の方へ行くことになる。これは

・母親なら親権とりにいくだろ

・母親のほうが親権とりやすいだろ

・なんやかんやいってもやっぱり女親のほうが子育てむいてるだろ

という、さっきの7つもそうだけど、文尾に【普通】がつけれるような

所謂暗黙の了解や共通理解、前提、といったような

イメージや常識等から求められる押しつけにも似た人物像に

未だ女が捕らえられたまま、或いは自分からはまり込みにいって

抜け出せないところからすべてがはじまっている。

 

流れで言うとさっきの4つのやつのまえに

・母性ないのん?

・子供が小さいうちは今だけやで?

・働かない奴に食わす飯はねえけど、でも   のこれら3つからはじまる、

【フツーカアチャンは子供を大事なんと違うん??え???】という

この旧態然イメージからの脱却が求められているところだ。

 少子化が進む理由の一つに、女側によるこうしたリスクの認知が

確実にあるだろう。

子供がいたって能力があれば社会進出は可能だ、とか子供を持つ選択をしたとか、

そういう日本人にありがちな個人責任論もこれに当然拍車をかけている。

みんな優秀で特定の資格持ってるわけじゃねえんだよ。

 

 

ここまで述べてきたうちの下線部をまとめてぱっと思いつく提案は、

①再参加社会を制度として構築するべき、何らかの義務付けをすべき

②女を経済的に甘えさせるのか自立させるのかはっきりしろ

③親権付与の判断基準の見直し

④どうしてもだめな奴らのために養子縁組制度をもう少し簡素化すべき

の4つだ。

①はやっぱり日本の悪い癖が抜けてないと思う、でも余りにも壮大すぎるから

事実上実現不可能な気がする、小泉政権でハケン社会になって

一億総中流からクラスに何人かド貧乏時代になったけど、雇用はマァ

わりかし流動的になったかもしれないね。

②は色んな言い訳こいても結局女が自分の価値向上を再婚相手に依存する限り

子殺しがなくなることはなかろう。

だから「社会」の側としても小さい子を長い間施設に預けて可哀想とか

そんなクソバカげたこなみかんを口に出すのをやめなくちゃいけないし、

これからは女もバリバリ稼いで、アメコミアゴワレ逆三角形マッチョになって

子供を外敵から守らねばならない。そうできる環境を作らないと。

シングルファザーの場合は女が男に換わる。

③それができなければ、親権は相手に譲ろう。

おたくが連れていくその子が再婚、再就職、再出産のすべてにおいて

新パートナーとの間で何らかの話題に挙がるのは間違いないぜ。

④それもできなけりゃ金持ってる奴にあげるんだよ。

自分ひとり面倒見るので精いっぱいな奴が何でも欲しがっちゃだめだよ。

 

結局は社会の受け皿だと思うんだよな。

子供が居る人に対して「それはおたくの選択」って冷たい人が多いよ

でもその子供がいないと将来自分の時の年金成り立たないんだぜ

都合のいい自己責任論をやめよう。お互い面倒を見合おう。

 

一定の行政区画を作ってそこに疑似ジジババを充てるとか

面白い考えも出てきたけどいったん長くなりすぎてるからしめにする。