暇人の文学

世の中に見つけた疑問や不満に文句を垂れるブログです。

女性問題とは女性自身のカテゴライズに因る

前から言ってることを改めて言葉にしただけの題名。

 

 

カテゴライズについて詳しく知りたい人は次のブログを読めば

大体言いたいことは書いてた。

端折って言うと「日本人は分類をしたがる。」

hkefka385.hatenablog.com

 

別に日本ディスるとかじゃない。

このところ女性問題関係を取り上げることが多かったけど、

つまるところ女性問題とは、

男女共同参画社会と銘打ってユニセックスな、

今はジェンダーフリーというんだろうか、社会参画にあって男女の

区別の意義がない「労働力」としての人材が求められる現代にあって、

未だに女性も含めた社会全体が女性に対して「女性らしさ」を求めていて、

或いは男性も含めた社会全体が男性に対して「男性らしさ」を求めている。

こういう、総論がジェンダーフリーの中にあって各論でジェンダーのらしさを

求められてるこの間で来るしわ寄せのことなんだな。

 

男女区別が必要ないとは言わないが、

夫が仕事してないってなると ええーっ男が仕事しないんや、みたいな

小さい子保育園預けてたら ええーっお母さん何してはるん、みたいな

やめんそういうの?

 

前も確か子殺しの記事に書いたと思うが、

女性の好きな何々とか、女性が思う何とか~とか

そういうのから始まる、女とはこういうものっていうのに

女自身がとらわれてしまってるわけよ。

或いはアメリカ大統領たるもの高熱でゲロ吐いてもテニスは付き合うみたいな

筋肉信仰に男自身がとらわれてしまってるわけ。

別に子供嫌いな女がいてもいいんちゃうん。

別にままごと好きな男がいてもいいんちゃうん。

大人が訳知り顔で次の世代を型にあてはめていくから、

その連鎖が抜けへんのやなと思ったりする。時代はユニセックスやで。

 

ちなみに男女別で資格の有用性の統計取ると圧倒的に女は資格持ったほうが有利。

当然これには途中出産で抜けるから再参画っていう前提がある。

努力はしたくない、っていうんならもうそれは底辺に甘んじるしかないけど

女は資格持ってたほうが圧倒的有利って最初からわかってたら

そりゃあ取りにいかない手はないよね。

だから一つの現実的な解決策は、女は資格とれ。

 

ただ、これは女性は社会参画にあたって特別の努力を必要とするという

「女は大変」から全く逃れてない、現代に適合した考え方であって、

女も男と同じようにできるべきという女性問題として考えるんであれば、

・らしさを捨てる

・育休取らない

これやな。

女にもしんどいことさせる。バンバンダメ出し食らわす。

残業で夜が怖かったら、しなくていいように超効率で仕事しろ。

育休中誰に仕事さすねんっていうのがあるから問題起きるんであって

産前産後14週くらいならその間残ったメンバーが気合入れたらいける。

家庭持ったら男も帰らせる。男も帰るべく効率的に仕事する。

 

ただこれ誰が得すんの?とは思う。

女かて出産でガタガタやのにはよ働きにこんかい!っていわれるし

男もチンタラ適当にやろうってできなくなる。

でもこれを女性問題として、その解決を求めるんであれば

社会全体でこういう意識にしていく他にないとおれは思う。

或いは新卒一律採用制度をやめるか。でもこれは無理だろ。

  

とにかく女性問題とやらを紐解いていって最後に出てくるのは、

女は仕事抜けるやんけ・結婚したらやめてついてくやんけでしかない

これさえ解決できたら女性問題は解決したも同然や

 

でも結婚して男が仕事やめるようになったら逆のことが起こる